低気圧による気圧の変化で、実際、体調が悪くなる人がいます。 特に女性に多いような感じがしますが、女性のほうが体調の変化に敏感、かつ「体調が悪い」と口に出すことが多いからかもしれません。 友人(女性)は20代のころから「雨が降る前に、体が痛く…
急性期病院、回復期病院(リハビリテーション病棟)、訪問リハ、デイサービスと、これまで複数のOTさんに診てもらいました。 私の手(指、腕)の失調は両方にありますが、左のほうが強いです。 「でも左利きなんですよねえ」と私が言うと、 「利き手交換とい…
この記事は、リハビリ病院退院後、今の後遺症を持ってから1年も経っていない頃に書いたものです。 何度か出血から社会復帰していたので、まだまだこの時点では、そのうち改善できると思っていたみたい。でも数年経った今も、体幹失調などは、あまり改善して…
ST分野の自主トレ。まだ、水分にとろみをつけていたころの自主トレをリライトしています。 私はもうとろみ無しで、食事もなんでも食べられるし、ある程度以上、改善しないのでもうやっていませんが、STさんに教わった訓練法なので、まだ嚥下が弱い方や、嚥下…
退院しようと決めると、退院希望のことはまだ言わず、すぐ外泊許可を取りました。 このリハビリ病院は365日休みなしでリハビリのある病院だったので、許可がある自宅外泊でも1日しか外泊させてくれません。 「数日リハビリしないと、状態が後退する」という…
回復期病院は入れる制限があります。 脳疾患や骨折等の指定疾患の後遺症リハビリが必要であり、かつ初発症、または手術日から2ヶ月以内でないと入院できない。 そして、私のような脳疾患の場合は、5ヶ月~6ヶ月しかいられません.その前に、日常生活ができる…
入院して1ヶ月ほどから、リハビリ室(1つ上の階)へ階段で行き来するようになりました。階段の練習です。 階段では、ロフストランド杖は使いません。長いし、逆に引っかかったりして危ないのです。私はいくらか利きのいい右手で手すりを持って昇降の練習をし…
私が退院する半月ほど前から隣の病室に入ってきた方は、持ち物や着替えも洒落ていて、病前はけっこうイカした初老紳士だったんだろうな、というように見受けられました。 片麻痺で高次脳機能障害もあるらしい方でした。 自分の片麻痺をまだ理解していないよ…
リハビリのセラピストさんで一番本音で話が出来たのはSTさんです。 30代半ばで二人の子持ち、30代半ばは、この病院セラピストではかなり高齢の部類。 それでも歳が一回り以上違いますが、会社では20代半ば~30代半ばとばかり付き合っていた私には話しやすい…
PTはだいたい1時間/日。 マッサージ(ストレッチ)が15分くらいあったのちに、残りの時間半分以上は各種筋トレ、残り歩行訓練です。 筋トレは腹筋周り7割、残りは臀部だったりですが、どれも「それ健常でも出来ないっ!」というきつい体幹トレーニング中心…
片麻痺がない私は両手使えると羨ましがられるのですが、両手とも、まともに動かないので厄介です。
回復期病院の一日、一週間のスケジュールです。 ≪1日≫ 06:00 起床、バイタルチェック。流動食中はこの時点で流動食をつながれます。30分~1時間。 07:30 朝食。病院の朝食は悲しいほどにお寺のような粗食です。おかずが侘しすぎる。 週に一度パンが出るのが…
急性期では1度しかしなかったVF検査を、回復期病院では、始めのうち毎週、隔週の勢いで行いました。 この病院の売りの一つがVF検査が出来ることで、週に一度、大学病院から口腔外科の嚥下の専門医が来てくれるのです。 急性期のSTでは、動きが鈍い左の…
私の部屋は4人部屋でした。急性期の差額無しの大部屋が4人部屋だったのに、このリハビリ病院の4人部屋は差額ありです。差額無しの大部屋が8人部屋。夫が狭さや人の多さが苦手な人なので「差額払っていいからせめて4人部屋に」と言うので、4人部屋。差額と言…
リハビリ病院は、おそらく急性期病院より、各病院ごとの特徴があるのではないかと思います。私のいたリハビリ病院について、ちょっと書きます。入院患者の中心世代は70,80代、次いで60代、90代もかなりいます。50代はいなかったかも?40代は私と少し後に入…
回復期病院へは、回復期へ入院できるぎりぎり2ヶ月めに転院しました。 急性期病院では1ヶ月半は動けなかったので、探し始めたのは期限の3週間を切ってから、ほんとにギリギリの日です。 エレベーターホールで多数の看護師さんに感動的に見送られる中、迎えに…
2回めの入院でもいろいろな人がいましたが、2回めの部屋は比較的軽傷というか、後遺症が残らないような人ばかりでした。今回は2回めの部屋より重い人が集まっている部屋だったので、また違う感じの印象に残った人を記録しておきます。 <お経を唱えるのはや…
再出血のあとは、それほど大きな後遺症が新たに出現することもありませんでした。 といっても、考えてみれば、左手の揺れはこの後ひどくなったのでした。 出血前は揺れながらも一応筆記の練習は出来ていたんですが、出血後は揺れ方がひどくなり、筆記できる…
入院中、手術から1ヶ月ほどで再出血したのです… リハビリも始まっており、カニューレもスピーチカニューレに昇格し、転院先もほぼ決まりかけていた頃でした。というか転院まで、あと2週間ぐらいのとき。 カニューレは1週間ごとに交換で、その日は変えてもら…
入院して1か月を過ぎた頃、担当医からリハビリ病院を探し始めるように言われました。 リハビリ病院(回復期リハビリテーション病棟)は、発症後、または手術後2ヶ月以内に入院しなければ入れない。 入院していた病院は家から近く夫も来やすかったですし、何…
車いすでトイレや移動が可能になると、リハビリ室へ出向いてのリハビリがようやく始まりました。 この病院のリハビリは、朝のバイタルチェックの際「今日はSTが10時から、PT,OTが連続で13時からね」と、予定された項目と始まる時間が教えられるだけでした。 …
細かくは覚えていないのですが、恐らく手術から3週間くらい経った頃、人工呼吸器が外され、次いでモニターも外されました。 モニターで随時監視が必要な状態は脱したのでしょうが、いつでも血圧、酸素濃度、心拍数が確認できるものがなくなって、少し寂しい…
手術後、たしか1週間経過したころから、リハビリが始まりました。 まだ呼吸器等していましたから、ベッドから降りられないんですけどね。まず拘縮・痙縮予防なのでしょう。 ■ 余談ですが あるPTさんの施術を受けているとき「私の脚、むくんでて重いでしょ。…
働き方改革で、3交代制はだいぶ減ったようですが、当時はまだ看護師さんは3交代制でした。 おそらくだいたい 日勤:8:00~17:00 夜勤:16:00~0:00 深夜勤:0:00~8:00 くらいの感じだったのではないかと。 看護師さんは、交代の…
3年のあいだに3回(正しくは4回)も入院していたので、多くの看護師さんと顔見知りになっていた3回めの入院でした。 看護師さんたちは、私が元気(入院しながらも)だったころから知っています。 加えて、脳外科病棟で40代は「若い子」に分類されるわけで、…
少し戻って、まだ呼吸器をしていたころの話です。 最後にお風呂に入ったのは入院直前の家(思えばこの後急激に具合が悪くなった)で、3日目くらいから、お風呂に入りたくて、でも入れる状態ではなく、見舞いに来る夫に濡らしたタオルで顔や髪を拭いてもらっ…
<立てるけど違和感> 看護師「先生が、バルーン(膀胱カテーテル)終わりですって」 私――マジ!? イエッス!!――(声出ないので歓喜の身振り) 看護師「ずっと入れてると、自分で尿意感じることができなくなっちゃうからね」 なるほど。バルーンは1ヶ月以上…
手術前の流動食イヤイヤ騒動、手術後の流動食イヤイヤ騒動(その2)と、なにかと流動食で手のかかる患者ですが、また流動食イヤイヤ騒動(その3)をやりました。 私の流動食は、1食あたり600キロカロリーありました。 1日当たり1800キロカロリー…
初めての入院からずっとそうなのですが、友人や同僚のお見舞いは固く辞退しています。 お風呂に入れていないとか化粧をしていないという見た目も、単純に人に会える姿ではないという気持ちですが、なにより痩せてやつれていかにも病気っぽい姿、つまり、自分…
なんでも実体験情報を発信したい、とはいえ、晒したくないことがあります。 おむつや便通のこともその一つ。 でも手術後や寝たきり状態時には必ず出会う経験なので、気になるところではありますよね。 というわけで、開き直って書いておきますが、便通の話な…