新あんこのログ

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脳出血(脳幹延髄小脳)障害2要介護2

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

手術後1年:剃った髪の伸び具合とカニューレ抜去痕

ここまでもすべてそうですが、これは手術から1年後くらいに書いた記事をリライトしたものです。 ***** ちょうど1年くらい前に手術をし、内側の髪の毛をきれいに剃られました。執刀時に問題にならないレベルで、見た目も考慮頂き、外側の髪はまんま残…

20年経って、初めてソングオブジャマイカにつぼみが付いた!

20年くらい前からある観葉植物のソングオブジャマイカに、初めてつぼみが付きました(驚愕) ドラセナ系の植物で、リュウゼツラン科です。 そういえば、バブル期は観葉植物を置くのが流行りました。ベンジャミンやヤシの木とか、リビングに大きな観葉植物…

なぜ脳卒中(脳出血・脳梗塞)になったのか、これからどうする?

※以下は、素人個人のゆるい考察です。ぬるく読んでください。 *なぜ脳卒中(脳出血・脳梗塞)になったのか* 「ラーメン、脂っこいもの、ジャンクフードばかりで食生活が悪かった」 「野菜嫌いだった」 「運動しなかった」 「大酒飲み(喫煙者)だったから…

軟口蓋のトレーニング:ピーピー笛(吹き流し)

私は各所の失調があるのですが、軟口蓋もリハビリをしなければならない箇所の一つです。 嚥下障害や構音障害では喉や舌、唇等にも失調があり、それぞれ改善していかなければならないのですが、この軟口蓋の失調は飲み込むときの圧力や発声にも関わっており、…

リハビリに期限はありません。30年放置した癖も直せるのです。

リハビリテーションの語源はラテン語で、re(再び)+ habilis(適した)、すなわち 「再び適した状態になること」 (引用:wikipedia) 再びという意味で「re」が付いていますが、 要は「適した状態」にすること。治すことではありません。 ※以下すべて個人…

私について(ギリギリ個人情報)

≪ギリギリ個人情報≫ 昭和40年代うまれのAround50。→高度経済成長期に育ち、バブル景気に社会に出たおめでたい世代。障害一種二級 (一級じゃないかと周囲に言われましたが、大きな違いはないので、このまま) 既婚、子なし。元会社員。血圧低め→だいたい…

ST自主トレにチュッパチャプス:嚥下障害・構音障害(注意有)

リハビリ病院のSTさんに推奨され、現在、お世話になっている訪問リハのSTさんに至っては、ちょくちょく買ってきてくれるチュッパチャプス。STトレの定番のようです。 嚥下訓練にもなるし、舌を使うことで構音訓練(舌の運動)にもなります。私はどちらのトレ…

PT自主トレメニューですが自主トレはむやみに頑張らない

以下青字は、後遺症後、1年後のころに、訪問PTさんに教わった自主トレ内容があったのでコピペです。(今はやっていません) 赤字の補足部分は現在の状況です。 当時、私にこの自主トレメニューを組まれた概要 歩行のためにトレーニングしたい一部「大殿筋と…

だいぶ前ですが、長嶋茂雄さんのリハビリ頑張っている番組を観ましたか?

日本国民の不滅のヒーロー、長嶋茂雄さんのドキュメンタリーですから、観た方は多いと思います。私は野球に全く興味がないのですが、彼のことはさすがにある程度は知っていますし、こういう身体になった今、彼の回復状態やリハビリ方法はとても興味がありま…

手術後約1年の手指の運動失調と協調運動障害(動画3本)

サムネイル画像 手術後、約一年の手指の状態です。 現在もあまり変わらずですが、いくらかマシになっています。 両手とも運動失調がありますが、左のほうが強いです。 協調運動障害もあります。 左利きです。 ***** ・手指を動かさずじっとしていれば、…

横断歩道「足が悪いので手を貸して」というおばあさんの握力が強い理由

結論から言うと、怖いから、力いっぱい握るのです。 自分で歩ければ人の手など借りませんし(誰でも自立して歩いてますよね)、私もバランスがとりづらいところでは、力いっぱい何かに捕まって姿勢を保とうとします。 特に横断歩道は、歩行に難がある人には…

後遺症で天気予報ができるようになりました:答え低気圧

低気圧による気圧の変化で、実際、体調が悪くなる人がいます。 特に女性に多いような感じがしますが、女性のほうが体調の変化に敏感、かつ「体調が悪い」と口に出すことが多いからかもしれません。 友人(女性)は20代のころから「雨が降る前に、体が痛く…

「利き手交換」と言わないで

急性期病院、回復期病院(リハビリテーション病棟)、訪問リハ、デイサービスと、これまで複数のOTさんに診てもらいました。 私の手(指、腕)の失調は両方にありますが、左のほうが強いです。 「でも左利きなんですよねえ」と私が言うと、 「利き手交換とい…

運動失調・体幹失調は厄介

この記事は、リハビリ病院退院後、今の後遺症を持ってから1年も経っていない頃に書いたものです。 何度か出血から社会復帰していたので、まだまだこの時点では、そのうち改善できると思っていたみたい。でも数年経った今も、体幹失調などは、あまり改善して…

ST領域の自主トレ(嚥下障害・軟口蓋の訓練・口や舌の運動失調)

ST分野の自主トレ。まだ、水分にとろみをつけていたころの自主トレをリライトしています。 私はもうとろみ無しで、食事もなんでも食べられるし、ある程度以上、改善しないのでもうやっていませんが、STさんに教わった訓練法なので、まだ嚥下が弱い方や、嚥下…

回復期病院⑫~院長に直談判して数日後自主退院

退院しようと決めると、退院希望のことはまだ言わず、すぐ外泊許可を取りました。 このリハビリ病院は365日休みなしでリハビリのある病院だったので、許可がある自宅外泊でも1日しか外泊させてくれません。 「数日リハビリしないと、状態が後退する」という…

回復期病院⑫~もういられない……2ヶ月半で自主退院を決める

回復期病院は入れる制限があります。 脳疾患や骨折等の指定疾患の後遺症リハビリが必要であり、かつ初発症、または手術日から2ヶ月以内でないと入院できない。 そして、私のような脳疾患の場合は、5ヶ月~6ヶ月しかいられません.その前に、日常生活ができる…

回復期病院⑪~階段の上り下り、外を歩く訓練(PTリハビリ)

入院して1ヶ月ほどから、リハビリ室(1つ上の階)へ階段で行き来するようになりました。階段の練習です。 階段では、ロフストランド杖は使いません。長いし、逆に引っかかったりして危ないのです。私はいくらか利きのいい右手で手すりを持って昇降の練習をし…

回復期病院⑨~眠れない日々(高次機能機能障害の症状のひとつ)

私が退院する半月ほど前から隣の病室に入ってきた方は、持ち物や着替えも洒落ていて、病前はけっこうイカした初老紳士だったんだろうな、というように見受けられました。 片麻痺で高次脳機能障害もあるらしい方でした。 自分の片麻痺をまだ理解していないよ…

回復期病院⑧~STと食事のレベルアップ(嚥下障害)

リハビリのセラピストさんで一番本音で話が出来たのはSTさんです。 30代半ばで二人の子持ち、30代半ばは、この病院セラピストではかなり高齢の部類。 それでも歳が一回り以上違いますが、会社では20代半ば~30代半ばとばかり付き合っていた私には話しやすい…

回復期病院⑦~PT理学療法のリハビリ

PTはだいたい1時間/日。 マッサージ(ストレッチ)が15分くらいあったのちに、残りの時間半分以上は各種筋トレ、残り歩行訓練です。 筋トレは腹筋周り7割、残りは臀部だったりですが、どれも「それ健常でも出来ないっ!」というきつい体幹トレーニング中心…

回復期病院⑥~OT作業療法のリハビリ

片麻痺がない私は両手使えると羨ましがられるのですが、両手とも、まともに動かないので厄介です。

回復期病院⑤一日のスケジュール

回復期病院の一日、一週間のスケジュールです。 ≪1日≫ 06:00 起床、バイタルチェック。流動食中はこの時点で流動食をつながれます。30分~1時間。 07:30 朝食。病院の朝食は悲しいほどにお寺のような粗食です。おかずが侘しすぎる。 週に一度パンが出るのが…

回復期病院④頻繁なVF検査と3カ月ぶりの食事これがミキサー食

急性期では1度しかしなかったVF検査を、回復期病院では、始めのうち毎週、隔週の勢いで行いました。 この病院の売りの一つがVF検査が出来ることで、週に一度、大学病院から口腔外科の嚥下の専門医が来てくれるのです。 急性期のSTでは、動きが鈍い左の…

回復期病院③悪い人じゃないんだけど、たまに強烈なことをしてくれる看護師Sさん(その1)

私の部屋は4人部屋でした。急性期の差額無しの大部屋が4人部屋だったのに、このリハビリ病院の4人部屋は差額ありです。差額無しの大部屋が8人部屋。夫が狭さや人の多さが苦手な人なので「差額払っていいからせめて4人部屋に」と言うので、4人部屋。差額と言…

回復期病院②っていうか特養がリハビリ病院レベルの看護介護リハビリがあるべきだと思った

リハビリ病院は、おそらく急性期病院より、各病院ごとの特徴があるのではないかと思います。私のいたリハビリ病院について、ちょっと書きます。入院患者の中心世代は70,80代、次いで60代、90代もかなりいます。50代はいなかったかも?40代は私と少し後に入…

回復期病院①転院初日にお茶ゼリー\(^o^)/

回復期病院へは、回復期へ入院できるぎりぎり2ヶ月めに転院しました。 急性期病院では1ヶ月半は動けなかったので、探し始めたのは期限の3週間を切ってから、ほんとにギリギリの日です。 エレベーターホールで多数の看護師さんに感動的に見送られる中、迎えに…

3回目の入院(番外)病室でお経を唱えないで

2回めの入院でもいろいろな人がいましたが、2回めの部屋は比較的軽傷というか、後遺症が残らないような人ばかりでした。今回は2回めの部屋より重い人が集まっている部屋だったので、また違う感じの印象に残った人を記録しておきます。 <お経を唱えるのはや…

3回目の入院(24)急性期2ヶ月ギリギリ 看護師さんたちが見送ってくれた

再出血のあとは、それほど大きな後遺症が新たに出現することもありませんでした。 といっても、考えてみれば、左手の揺れはこの後ひどくなったのでした。 出血前は揺れながらも一応筆記の練習は出来ていたんですが、出血後は揺れ方がひどくなり、筆記できる…