新あんこのログ

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脳出血(脳幹延髄小脳)障害2要介護2

運動失調・体幹失調は厄介

この記事は、リハビリ病院退院後、今の後遺症を持ってから1年も経っていない頃に書いたものです。

何度か出血から社会復帰していたので、まだまだこの時点では、そのうち改善できると思っていたみたい。でも数年経った今も、体幹失調などは、あまり改善していません。

 

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 一日の後半になってくると、じっと座っているだけでも体幹の揺れを抑えきれなくなり、胸の下、臍の上のあたりががくがくしてくる。

 

体幹の失調って治るのかな……

 

そもそも、私に出ているさまざまな失調症状って治るんだろうか?

いや、「治る」という言い方自体が、間違っているわけで。 


ヨガマット使ってトレーニングはしてます。

リハビリをすれば”改善”する。

人により、症状により、リハビリの方法の的確さにより、行う時間の的確さによって効果はそれぞれ違うだろうと思っているけれど、セラピストさんや医師に直球で尋ねたことはない。

 

「改善したり、症状を抑えるようにはリハビリで出来るけれど、失調自体は”完全には治らない”」

 

そんな感じで言われる気がして怖いのです。

頭では分かっているけれども「完全にはならない」というのは、感情的には認めたくない。

多分、脳幹・小脳へのダメージで起こっているのだろうから、そのダメージが治癒していけば、ある程度は治るのだと思います。

しかし発症してから、もうだいぶ経っているので、自然治癒による回復は、もう望めないのが本当のところだと思います。

 

だからやはり、最初から分かっていることだけれども、「治す」のではなく、「新しく動きを脳に覚えさせる」ことを、コツコツちゃんとやらなければいけません。

 

リハビリ病院を退院して以来、だんだんと自主リハビリはしなくなり、訪問リハとデイサービスでの運動しかしていません。

症状は、ST領域はしゃべったり食べたり自体もリハビリになるし、毎日必ずするので少し改善はありますが、OT領域の手指の操作や、歩行のためのPT領域は、退院時より、もしかしたら少し後退してるかもしれません。

 

ST、OT、PTと、私には本当はやることがたくさんあります。脳に覚えさせなきゃいけないから、集中してやらないと、あまり意味がありません。でもやるべきごとすべてやっていたら、半日かかりそうで、結局、どれもやらないまま一日が終わる毎日。

 

 

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☆この記事は2010年代初出のものを身バレ防止のため時期をぼかしてリライトしています。

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