ST自主トレにチュッパチャプス:嚥下障害・構音障害(注意有)
リハビリ病院のSTさんに推奨され、現在、お世話になっている訪問リハのSTさんに至っては、ちょくちょく買ってきてくれるチュッパチャプス。STトレの定番のようです。
嚥下訓練にもなるし、舌を使うことで構音訓練(舌の運動)にもなります。私はどちらのトレーニングも必要なので、常備しております。
嚥下訓練:飴を舐めることで唾液が出やすくなる、それを飲み込むことが嚥下の訓練になる。
構音訓練:丸い飴を口の中で転がすことで舌の動き(ろれつの回りをよくする、など)を良くする
ですが!
飴ならなんでもいいというわけではありません。むしろ、普通の飴は危険です。
なぜチュッパチャプスがいいのかというと、棒付きキャンディだからです。
嚥下機能や舌の動きが弱っている場合、棒のない普通の飴は、誤って飲み込んでしまう→誤嚥や窒息の危険性があるので避けた方がいいです。
チュッパチャプスは棒付きなので、舌の動きが悪かったり、うっかりしても、誤って喉を通ってしまうという危険性がとても減ります。
最初は、かなりむせながら舐めていましたが、最近はもう、ほとんどむせません(←手術後一年めくらい)
ちなみにトローチに穴が開いているのは、誤って飲み込んでしまっても窒息しないように開いているのだそうです。
(半世紀ぐらい生きてきて、初めて知りました)
<注意してください>
液体を飲むのさえ危うい人、喉の反射が弱い人(誤嚥に気付かない人)や、糖分やカロリー制限のある方は、担当STさんや担当医に相談してください。
こんなのとか、
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こういうのもあります。
私も最初はまとめ買いしていました。ツリーは欲しくて悩んだけどやめた。
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この記事は2010年代初出のものを身バレ防止のため時期をぼかしてリライトしています。
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