新あんこのログ

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脳出血(脳幹延髄小脳)障害2要介護2

どうすれば自主トレは続くのでしょう?(後遺症のリハビリのこと)

元々、計画を立てて計画通りに行動するとか、日記を毎日続けるとかは苦手です。

だから、決めた自主トレをコツコツ地道に続けられていません。

 

いいわけですが、以前の発症後のリハビリは、積極的に熱心にしていました。

一人で歩けて、手もほとんど動いたので、やれることはほぼ制限がなかったので、生活活動をそのままリハビリのつもりで出来ましたし、ターゲットする後遺症も少なかったので集中出来ました。

 

今回は、家事などの生活活動自体がほとんど出来ませんし、ターゲットしたい症状が多すぎて、自主トレするべきことが多すぎ、やろうやろう、どれからやろう――と思っているうちに日が暮れて、結局何もしない日が多いです……

 

セラピストさんたちも声をそろえて

「毎日これをやってください、はい、やりますと言っても、みなさん出来ないんですよねえ。どうすれば自主トレ出来るようになるのか、その方法も課題です」

と言います。

カレンダーにびっしり自主トレ予定を書き込む人もいるそうですが、ほとんど実践されないそうです。

家事や生活に取り入れて、と言っても、苦手なことはやらなかったり、やりやすい方法、間違った体の使い方をしてしまうことがあるそうです。

 

私の場合、始めはリハビリ病院でやっていた自主トレや、出来る方法を思い出したり、ネットで探してやっていました。

欲張ってあれもこれもとやっていると、あっという間に1日が終わってしまいますし、正直「やっつけ」になってしまって、集中していません。

 

その後、やらなければいけない量が多すぎるんだ、と思って、一日でやることを大幅に減らし、グーグルカレンダーの定期的な行動を使って、1週間かけて、まんべんなくメニューをこなす方法を試してみました。

(筆記が出来ないので、クラウドのカレンダーを使ったのです)

しかし、デイサービスの日や来客のある日、夫が休みの土日は、ついサボりがちになり、いつの間にかそれも続いていませんでした。

そしてグーグルカレンダーは、自分から能動的に開かない限り目につかない、というのも致命的でした(面倒なものは見ない)

 

規則正しく、毎日コツコツ、というのが、本当に苦手です。

 

そんな私でも、

「ピアノの練習だけは、毎日コツコツ出来てなのになあ……やっぱり好きなことだから出来てたのかな」

と考えました。

確かにピアノは好きですが、大量の練習時間を必要とするものなので、面倒なこともたくさんありました。

始めたら数時間は練習しなくてはならない、と二の足を踏んでサボった日もありました。

しかし、それでも何年も続いていたのです。

もちろん「もっと上手くなりたい。弾けるようになりたい。そのためにはたくさん練習しないといけない」と思ったからでしょうが、あのやる気とはまた別の意味で、リハビリだって情熱があるはずなのです。

出来る限り健常な状態に戻したいという思いも、また切実にあるのです。

 

ふと、最近思い出しました。

ピアノの練習は1曲20分から1時間、時にはそれ以上練習することもあります。

体力や指運動を休めるために、連続で何曲も練習はせず、間に休憩を入れます。

平日のピアノの練習は朝、会社に行く前にしていましたから、時間が限られており、課題を全曲練習できないこともありました。そのためもあり、メモに始めた時間とやった曲を書いていました。

 ※うちのピアノは消音機が付いており、ヘッドフォンで聞くため、外に音は出ません。床も防音床で振動を抑えるインシュレーターも足に履かせているので、ほぼ振動もありません。

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もしかしたら、これも練習を続けられた秘訣の一つかも? と思いましたが、やったリハビリメニューを書く筆記能力はまだないので、メニューだけ表計算ソフトで作って、紙で出すことにしました。

 

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画像は印刷前ですが、これをA4横書きで印刷します。1枚で8日分確認できます。

やったら左側にレ点くらいは打てます。

数日分見渡せるので、やってないものを確認して、行う優先度を決められます。

ここにあるのは、やりたいメニューのすべてではなく、それこそ指を使う訓練なんて全然入っていませんが、まずはこれが出来るか試したいと思います。

 

今後、環境が変わる予定もあるので、それまでトライアル的に、まずは続けることを第一に――――と、ここで宣言することが、さらに続けるプレッシャーになると思いますので書きました。

エイプリルフールじゃありません。

 

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☆この記事は2010年代初出のものを身バレ防止のため時期をぼかしてリライトしています。

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