目:眩しい、刺激に弱い(顔面の失調)
以下の内容は、障害後1年めに推測で書いているものです。
その後、左の失調のひとつとして目にも症状が出ているらしいことがわかってきました。顔の筋肉ではなく、目の筋肉や機能そのものに影響が出ているようです。
リハビリしてどうのという問題でもなさそうです。
理解を間違えていますが、障害後1年、まだ自分に起こっている障害をあまりわかっていない状態での推測を、そのまま残します。
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日曜日、月曜日と、漫画や小説をずっと読んでいて、昨晩あたりから左目がつらいです。
左目がつらいと言っても眼精疲労ではなく、瞼周りの動きが悪い。
眼精疲労は、一日中パソコンを見ている仕事では定期的にあったのですが、今あるのは後遺症による左顔面の失調からきているもののようです。
眼精疲労は、眼球そのもの(正しくは、眼球を動かす筋肉?)が痛くなり、そのうち頭痛や肩こりも併発するので、つらさではこちらの方がつらいのです。
今の症状は痛みはなく主に瞼が開けきれない感じと、右の目ばかりを使ってしまうようで、無意識に少し首を左に向け、右目を前にして見てしまいます。
こうした症状のほかに、輝度の高いものを見ると眩しくて左目を開けていられないのがあります。
晴れの日の外の光や、仰向けで見る蛍光灯や、テレビや映画の真っ白なシーン、パソコンの液晶も輝度を下げています。
眩しいときだけでなく、甲高い音を聞いたときにも、瞼が閉じてしまいます。
衝撃というか、強い刺激に弱いようです。
あと、涙が少なめです。
完全に涙が出なくなって、常に瞼を閉じ、24時間眼帯をしている人もいるので、そういう方よりは軽度のようです。
脳外の定期健診で、目の不調を訴えたら「念のため眼科で異常がないか診てもらって」と言われ、眼科で診てもらいました。
「目に異常はまったくないですね。良かったですね、(後遺症では)眼球の動きが悪くなったり(ロンパリみたいな)、瞳孔が正常に機能しなくなることもあるんですよ」と、まあ、ありがたい診断をいただきました。
……と言われましても、事実問題はあるわけで。
脳外でも眼科でもないことは私にも分かります。
じゃあ、リハビリの領域なのかと考えても、理学療法や作業療法ではない、でもSTさんに聞いたら「う~ん、目はどうなんだろうねえ?」と言っていました。
恐らくあえてどれかで、ということならばST領域なのかもしれません。
私が「目が」と言ったので、STさんは文字通り「目」として考えたのかもしれませんが、多分、顔面の運動失調ですから、顔のマッサージや正常な運動を取り戻すトレーニングをすれば、解決に繋がるのかもしれません。
急性期に入院していた始めのうちは、もっと動かなかったので、STさんが顔面を動かすマッサージをしてくれました。
でも今は、STリハでは構音訓練、軟口蓋訓練、嚥下訓練とやることがいっぱいで時間が足りないです。
というか、あえてお願いするならSTリハかなと思うだけで、顔面の失調は、どの領域でもはっきりしたトレーニングはないような気がします。
けっこう活字を読むのが好きな方です。
今日も小説の続きが読みたかったのですが、読み始めると止められないので、今日は読まずに少し目(というか顔面)を休ませます。
ちなみに手先がうまく使えないせいで、本は両手で持つのも難しいですし、めくるのがたいへんです。
ネットで小説が読める時代で良かった。
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☆この記事は2010年代初出のものを身バレ防止のため時期をぼかしてリライトしています。
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