新あんこのログ

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脳出血(脳幹延髄小脳)障害2要介護2

咽やすくなった(改善?)

去年の夏ごろからでしょうか? 寝てると自分の唾で咽るようになりました。

 

発症以来、嚥下の機能は改善はしつつも、完全には戻っていません。

 

発症直後(入院中)

 一切飲み込めず、唾液もカテーテルでほぼ一時間以内に吸い出してもらっていた(唾液もともと多い)

 

発症から一カ月くらい

 カテーテルでの吸出しは減った。それまで出来なかったティッシュに吐き出すことが出来るようになった。それにしても減ってはいるからいくらか飲み込めるようにはなっていたらしい。

 

2か月

 リハビリ病院へ転院後も相変わらず一日ティッシュ一箱使って唾液の吐き出し。でもカテーテルはほとんど使わなくなった。

 

2か月半

 ようやく口から物が食べられるようになる。どろどろのミキサー食でも粘度が高いものは飲み込むのに苦労する。経口飲食するようになった途端、唾の吐き出しは激減し、あっという間に唾の吐き出しはしなくなった。

 

~リハビリ病院入院中約2か月半で、ほぼなんでも食べられるようになった。とろみなしの水分はまだ難しかった~

 

半年くらい

 退院してからもずっと水分はとろみを薄くつけて飲んでいたが、ある日とろみをつけるのを忘れて飲んだら、意外に飲めて、とろみ卒業。

 

 

なんでも食べられるようになってからは大きな変化はないのですが、私は手もよく動かないので、例えばおにぎりやハンバーガは両手で持てない(協調運動障害で両手の力加減を合わせられないので激しく揺らして飛ばす)し、なので若干動きのマシな右手で持って食べるんですが、こちらも加減がうまく調整できず握りつぶしたり飛ばしたりしてしまうことがあるので、手で何度も口に運ぶこと自体が難しく、なるべく一回で大きな塊を口に入れます。

私は口の中が狭いので、健常時にもにぎり寿司を二くちで食べるような無粋なことをしていましたが、今は無理矢理口に丸ごと入れます。で、何とか少しずつ飲み下しながら口の中の物体を小さくしていくのですが、最初のほうは口いっぱいになってしまっているので咀嚼運動が出来ず、あまり噛まないまま飲み込んでいます。

そんなわけで、多分今は一度に飲み込む量が多くあまりかみ砕いていないことが多いのですが、未だ喉や嚥下に関わる機能の左側があまり効かず、ほぼ右だけ、訓練して大きいまま飲めるようにした感じです。

まるでフードファイターだ、とか思います。

 

で、なぜか去年の夏ごろからだったと思いますが、寝てると唾液が気管で咽るということが頻繁になりました。ほぼ寝ているとき毎回です。

飲み込みが悪くなったのかなあ、と思ったりもしたのですが、食事は嚥下に衰えは感じません。

私は左のどが弱いので、粘性のある唾液がいつも口の中に残ってる感じです。それを意識して飲み込めるようにはなりましたが、相変わらず常に溜まります。

そしてこれが、一日の終わりほどひどくなり、あえて、吐き出したり、寝る前には必ず吐き出してから寝ます。

それでも唾液は常に出ていますから、寝ている間にたまってその一部が気管に入り咽るようです。

 

寝ているときだけのつもりでいたら、数か月前から、起きているとき、なんでもない時に咽ることも増えました。

STさんや口腔外科で聞いても、そんな症例聞いたことがないと言って、明確な答えはないようです。

 

STさんたちも言っていたのですが、自分でも「咽始めて、それが多くなっているのは、感覚が戻りつつある兆しかも」と思っています。

咽るのは気分のいいものではありませんが、まだそこに元気な反射があるんだと思って。

 

あーでも、両方の喉ともまともに使えるようになりたい。

 

私の場合、嚥下だけの問題ではなく、軟口蓋の下がりも問題(口内圧力がかけられないから発音や嚥下にも影響)だし、唇も感覚おかしいので、寝床によだれ用タオルは欠かせないし、舌も見事に半分感覚障害なので味はちゃんと分かっても、熱いものは飲食できないなど、まだまだ飲食を心置きなく楽しむことは出来ていません。

 

 

 

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☆この記事は2010年代初出のものを身バレ防止のため時期をぼかしてリライトしています。

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