新あんこのログ

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脳出血(脳幹延髄小脳)障害2要介護2

普段気にしていない障害者もたまに落ち込むの

以下は、発症後一年めくらいに、珍しく(!)後ろ向きになっているとき、あえて書いたものです。

基本、私は障害があることに、おそらくあまり気にしていませんし、リハビリはいつからだって、真面目に正しい方法でやれば効果があると思っているので、焦りもありません。

それでも落ち込むときもあるんだなと、記録を残すつもりで書いたものです。

 

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多分、発症から1年くらいが経ったからこその感覚だと思います。

始めのうちは、早く動けるようになりたい、失調は難しいけれど、地道にやっていれば良くなる、という思いでいましたが。

今でも思ってはいるんです。

失調の回復は難しい、でも地道にコツコツ頑張れば今よりは良くなるはず。

ある程度良くなれば、そこからは動ける範囲が広がる分、活動的になって、加速度的に良くなるはず、って。

 

でも、ふと一年前の自分の状態と今を比較すると、根本的な部分はほとんど良くなっていないんですよねえ。

それは、私がさぼってばかりなのが一番の原因でしょうが、週に一度、一時間弱、専門家に指導してもらうだけでは、間に合わない。その時は少し良くなっても、すぐに戻りますし。

なにしろ失調はST、PT、OTどの分野でも探り探りな感じで、実際回復させづらい症状でもあるようです。

 

運良く、OT、PTでは講習会の講師をしている人に見てもらったことがあり、一度の施術でも大きな変化があったり、すごく勉強になる説明を受けたことがあるんですが、こういう方に毎日数時間見てもらえれば、恐らく回復の見込みはすごく信じられるものになり、私自身のやる気にもつながると思います。

しかし、現実には無理な話で、よっぽどの金持ちで破格のギャラを払って交渉すれば、専任でしばらく見てくださる方もいるでしょうが、そんな金どこにある? って話で。

 

このままなのかな。歳を重ねたら体が衰えて、むしろもっと動かなくなるのかな。

 

少ししか専門家のリハビリ受けられなくて、自主トレも、下手なやり方をすれば逆効果でやればいいってものでもないし、何をするにしても人の手を借りる今の生活。

なんか、やる気なくすんですよ。死にたいとかは思ってないし、そんなことすれば迷惑をかけている周囲の人をもっと傷つける。

でもこのままずっと自力でなにもできないなら、いっそ消えたいなあ、とかふと思うのは仕方がない。

 

と、つい考えがちなこの頃。

 

でもそう思っても、それは感情の一つであって、普段は元気にむしろ「あんこさんに励まされて~~やった」とか言われるくらい、明るいし前向きなことばっかり言ってるし、そうであるべきだと思ってます。

 

 

しかし、こんな気分になるときだって、そりゃあるでしょう。

そう思って「思う間はそう思ってればいい。そのうち思わなくなるさ」と、我ながらこの憂鬱とうまく付き合っています。

以前以上に自主トレしないのは問題だけど。

的確にリハビリするなら、いつ始めたって遅くないと思ってるし、むしろ間違ったリハビリ続けるよりいいと思ってるし。

 

なんか、後ろ向きなことですが、こんな気持ちになる人って他にもきっといると思う。

だから「やっぱ、そうなる人って他にもいるんだな」って思ってもらえれば。

 

なんだかんだ言ってますが、今は自力で出来る趣味(読書など)に没頭しすぎて、それなりに日々を楽しんでいます。

 

趣味のやり過ぎで自主トレ出来ていないのも、実はあるw

 

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☆この記事は2010年代初出のものを身バレ防止のため時期をぼかしてリライトしています。

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