新あんこのログ

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脳出血(脳幹延髄小脳)障害2要介護2

そういえば とろみ つけなくなった(嚥下障害)

この記事は、障害後半年ほどで書いているものです。今は雑煮以外は何でもOK。

但し、相変わらずゴクゴクゴクはできません。

 

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リハビリ病院を退院するときに、飲み物をストレートで飲めるまで訓練していたのですが、慎重に飲まないと危なっかしい状態でした。気を付けていても、高確率でむせます。

退院してもその状態は続き、ずっととろみ粉を買って、飲み物はとろみをつけて飲んでいました。

スープ類、水分の多いおかずにも振りかけるだけで軽くとろみがついて食べやすくなります。

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でも、とろみに甘んじていては、訓練できないと思い、朝から半日くらいはとろみ付き、そのあとはとろみなしで飲んでいました。

そもそもむせるときは、とろみがあってもむせます。

 

むせるのは変わらずにいたのですが、それでも徐々に、たいへんゆっくりと、むせる頻度が低くなってきました。

 

朝、起きてすぐに、体重、体温、血圧を測ります。これは入院時からそのまま、体調チェックのために続けています。

そのあと、すぐにコーヒーを飲みます。

以前はブラックだったのですが、いまは牛乳を入れます。温痛覚障害で熱いものが飲めなくなったので、少し冷ます役割と、牛乳を入れたほうが、わずかですが、とろみが付く感じがします。

 

そのコーヒーには当然とろみをつけて飲んでいたのですが、今月に入ったある日、とろみをつけるのをうっかり忘れて飲んでしまいました。

が、むせずに飲めました。

 

それ以来、とろみをつけていません。

気が付けば、むせることも激減していた気がします。

前は、飲むときに意識して気を付けて飲んでいましたが、今は、例えばこういうブログ記事を書くことに集中しながら、無意識にマグカップを取り、飲むことが出来るようになっていました。

 

初期はむせるせいで飲み物が煩わしく、水分摂取量が足りず膀胱炎になりそうになったりが頻繁にありましたが、そういえば最近はありません。

 

安上がりな健康法として、ヤクルトを毎日飲むようにしていますが、ヤクルトは、喉になんか絡まるんですよ。

カルピスとかもそうですよね。

健康な時は、違和感を覚えながらも問題はなかったので、気に留めたことはなかったのですが、こういう症状になると、その絡まり感に敏感です。

以前は、飲み込むたびにむせていましたが、こちらも、むせるのが激減したと思います。
楽になったー。

 

次の目標は「ゴクゴクゴク……」と、連続して飲むことです。

 

このゴクゴクゴクは、ビールを飲むときにはかかせませんね。

今はまだ、ゴクンと一口ずつしか飲めません。

これは飲み込む力や反射というより、軟口蓋が下がっているせいだと思います。

ゴクゴクすると下がった軟口蓋の上に水分が回ってしまい、つまり鼻に回ってしまって、飲んだものが見事に鼻から出ます……

水とかお茶ならまだしも、アルコールは鼻に抜けると痛いです。

 

ビールは退院後すぐにチャレンジしましたが、一口ずつ気を付けて飲んでもおいしさ半減なことにがっかりして、それ以来飲んでいません。

ビールがおいしい季節までには、ゴクゴクも出来るようになっていたいです。

 

ちなみに、意外とつらいのは味噌汁です。

みその中に残った粉のように小さな大豆が喉に残り、むせても小さすぎて取り除けません。

 

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☆この記事は2010年代初出のものを身バレ防止のため時期をぼかしてリライトしています。

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持ち歩きに使ってました。スティックタイプ。