新あんこのログ

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脳出血(脳幹延髄小脳)障害2要介護2

2回めの入院:02.生命保険も考慮して退院しよう / 急性期病院でのリハビリ

2回めの入院は、まだ回復しきっていなかったのか、新たに再出血したのかはわかりません。
顕著な症状が出たので、また病院に行き入院しました。

血管が切れる脳出血や脳動脈瘤、また血管が詰まる脳梗塞等の場合、いきなり症状が出ることが多いと思いますが、私はこのように「あれ?」と異変を感じてからも、徐々に症状が出て来て、数日、数週間普通に生活できたりします。

しかし脳の血管疾患の場合、どの場合も最初の1,2週間は症状が変わったり、悪化したり快方したりと状態は変わるようなので、いくら快方した気に自分がなっていても、私のように1週間程度で退院するより、様子見でもう少し入院していた方がいいかもしれません。
最終的には担当医が決めることですが、担当医に「まだ安定したかわからないから、もう少し様子を見て」と言われたら、容態の安全のためでもありますが、おとなしく従った方がいいです……

と言うのも、生命保険の問題があるからです。

 

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nanairo125さんによる写真ACからの写真


保険によって条件は異なると思いますが、私の保険は『同じ病気で入院などする場合、半年あかないと保険対象外』でした。
最初の1週間の入院で保険の申請をしてしまっていたため、この後の入院は3週間くらい入院していたのに、保険が降りませんでした。

とはいえ、この入院も容態はそれほど重いものではなく、歩くことはできました。

  

このときの症状

・嚥下障害
 つばも飲み込めなくて、ティッシュに吐き出していた

 

・構音障害

 ろれつが回りにくい

・ふらつき
 バランスがとりづらくなる

・温痛覚障害
 痛みや温度の感じ方が鈍くというか調整が狂っている感じというか。

 金属を触ると氷を触ったようにビクっとするほど冷たい。常に右半身全体にバンテリンを塗っているような冷たさなのですが、感じ方が障害を起こしているだけで、実際は普通の体温です。

 温度の高低はわかるのですが30℃なのか100℃なのかがわからないので、やけど危険。

 これ、初めてなったときはつらかった。今もあり、もう慣れてしまいましたが、当時は、これが一生続くなんて、と沈むほど違和感でした。

・目測(?)がずれる
 この症名がわからないのですが、見えているのにその位置に手を持って行くとずれる。たとえば、テーブルの上のコインの真ん中を指で押さえようとすると、指はコインの外側にいってしまう

等がありました。
それでも嚥下が改善してくるとだいぶ楽になるので(点滴もはずせるし)、嚥下改善後はリハビリの時間以外も暇なので、病棟で歩く練習をしていたりしていました。

 

 

 

急性期病院でのリハビリ

私はST、OT、PT全部必要なので、全部受けていましたが、今思えばどれも、優秀でした。

訓練しているというより、自然治癒を待っている様子見という感じでした。

書くのを忘れていましたが、1回めの入院でも同じようにリハビリはしましたが、やはりできないことをできるようにするのではなく、できる上で弱っている機能が、家で生活できるレベルに改善する様子見をしている感じでした。

 

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☆この記事は2010年代初出のものを身バレ防止のため時期をぼかしてリライトしています。

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